一本釣り時政

日常のまさにその時を一本釣りでピックアップ

久々に燃え上がるこの愛……これは、本物の愛ということで宜しかったでしょうか?ご注文は以上ですか?

先日のMステでの特番。


X JAPANの出演を観たとき、
小学生からの『 X 愛 』が再熱した。


Toshiの歌声に聞き惚れ、やっぱ素敵やわぁと
感動したのがきっかけ!だと言うとキレイだが、


本当は、


Yoshikiが間奏中かっこつけてドラムセットに登ろうとしたが1回で登れず、
ぐずぐずだったところを目撃してしまった石塚先生(PATA)が
『ぷっww』と笑った瞬間がきっかけだった。


私には、あの「ぷっwww」により
彼らが新しいステージに立ったように思えた。


彼らは今まで、きまぐれ且つ無慈悲な人生に沢山こねくり回され、沢山苦しめられたでだろう。
そう、Toshiの脱退、X JAPANの解散、hideの死、Taijiの死、そして、Toshiのおばあちゃん化・・・

だけどもう、彼らは大人になった。

江戸でいうと、御隠居の年齢だ。
変えられない物を受け入れる術も身に付けたであろう。


その柳の如き精神が、これからの歌に更に沢山の出汁として効いてくるのではなかろうか。
知らんけども。


小学生のころ、アルバム「Jealousy」を毎晩子守唄にしていた毎日・・・
『Stab me in the back!』と意味もわからず叫んでいた日々・・・
中学生に上がった頃、黒船さながらのインパクトを与え、Xを私の心から追い出したストーンズ・・・
どれも懐かしい。。。



だけど、やっぱり良いよね、X JAPAN。
Toshiの声って、フリーザに似てるよね。


一度消えた炎だけれども、再び燃え上がったこの愛。
これは、モノホンの愛なのでしょうか、神様。


そういえばタモリもテレビで警鐘を鳴らす「宜しかったでしょうか」というフレーズ。
私もキライ。

でも、結構頻繁に聞く。


その内、「全然大丈夫」みたいに広辞苑に正式に乗るんじゃなかろうか。