一本釣り時政

日常のまさにその時を一本釣りでピックアップ

今こそ速読をマスターする時ではないか?

 

 

ー典型的な活字離れー

これが私の代名詞。

 

 

子供の頃はリアルなアドベンチャーがいくつもお外で待っているのに、部屋の片隅でチンタラ一列に並んだ小粒な文字を読むという行為がどうしても受け入れられず、全く本を読まなかった。

 

唯一自分から手を伸ばしたのは、弟達が読んでいた「スラムダンク」と「幽遊白書」。

(それでも途中何度も挫折しそうになりながら、何とか完読したレベルだ)

良い子が読むような『ぼっちゃん』だとか『百万回生きた猫』、『ぐりとぐら』なんて読もうとも思わなかった。

内容なんて噂(?)で大体知っていたから別に読まなくても構わないと思っていた。

 

勉強は「答えがほぼ1つ」と決まっている、そして順序立てて答えを導くのが楽しい数学と理科が好きだったが、勝手にそいつが書いておいて「この時の作者の気持ちを述べよ」とかわけわからない問題を出す国語とただ覚えるだけの社会(特に歴史)は大嫌いだった。

 

歴史に関しては「自分の人生で精一杯なのに、どうして他人の人生なんか覗かないといけないのか」という本当に愚かな考え方をしていた。

 

大人になると、勉強のためにポツポツと読むようにはなったが、それでもネットが身近になるとネットで読むばかりで読書数は全く伸びなくなった。

 

そんな私が今、本を読む行為に抵抗を感じず、むしろ貪欲になっている。

読みたい本が沢山ある。

いや、「本を読みたい」という事ではなく、34歳にしてやっと、市原悦子バリに世の中に興味を持ち始めたのかもしれない。

 

それこそ子供の頃に読めなかったぼっちゃんや怪人二十面相自己啓発系やビジネス系、中高で学ぶ社会の教科書だって読み返したい(教科書どなたが譲ってくれまいか)。

あと、あれだけ大口叩いて結局破産宣告した某与沢のあのブイブイ言わせていた頃の本も読みたくてお家にストックしてある。

 

今は「HUNTERxHUNTER」をリピート読みしている。(実は本が好きになったきっかけがコレ)

だけど今すぐにでも上記の本達を読み始めたいし、ホリエモンの本ももう一度読みたいし、北斗の拳も全巻読んでみたい。

 

幸い、現在無職で時間は山ほどある。

がしかし、今まで読書をしていなかったのでスピードが蟻さんクラスだ。なかなか進まない。

だいたい、漫画で「どどどー」とか「がしゃーん」とか、皆わざわざ読んでいないという事を最近知った。

 

どこかに、本を食べると内容がインストールされる道具がなかろうか。。

無いなら速読をマスターするしか他ない。