料理上手な人妻道~厚揚げ豆腐~
無職になり時間が増えたため、近頃料理熱が再発している。
人妻道としたが、それは願望であり私は独身だ。
今日の食材は厚揚げ豆腐。
厚揚げ豆腐ってオーブンで焼いて薬味を乗せて食べるだけのものでしょ?と思っていた。
煮物もできるそうだが、私は厚揚げの煮物を美味しいと思った事がない。
だけど、焼き&薬味のシンプルさは大好きだが、これだけだとさすがに飽きてきた。
長年お世話になっているクックパッド先生に聞いてみる。
~照り焼きにするのじゃ~
<作り方>
1.沸騰したお湯をざるに入れた厚揚げ豆腐に回しかけ、軽く油を抜く。
2.厚揚げ豆腐を食べやすい大きさに切り、キッチンペーパー等で水分を取る。
3.片栗粉をまんべんなくまぶす。
4.フライパンで全面弱~中火でじっくり焼く。
5.醤油:みりん:砂糖=2:1:1を別に合わせておく。
6.4に5を流し込み、焼き馴染ませる。
以上。めっちゃ簡単。
今回、賞味期限がかなりヤバいもの(食べるのもギリ)を使ったのだが、ボスにはバレてないし「美味しい・これ好き」と言っていたしその後お腹の具合も悪くなかったので大成功とする。
線の中のただ一つの点に気付ける修行を致します
生活していると、ふと「あ。何かが一瞬で変わった」と気付く場面に出くわす。
難しい話ではない。
たとえば、
ごはん粒をずーーーーーっと噛んでいると、急に甘みと旨みが口の中に舞い込んできて「えっ?なにこれっ!!」と驚いた経験がなかろうか。
それ。
メイクを落とそうとクレンジング剤を顔に馴染ませていると、ふっと手の滑りが軽くなる瞬間。
ウイスキーを飲みながらチョコレートを食べている時、後味の向こう側で2つの味が見事にフュージョンする瞬間。
焼いているおもちがぷくーっと膨らむ瞬間。
ひっそりと増毛に励んでいたあの人が、ある日MAXでふさふさしたのを目のあたりにした瞬間。
昨日までお父さんだったあの人が、今日からお母さんになった瞬間。
私達の生活の中には、気付いているようで気付けていない「瞬間」が、沢山ゴロゴロ転がっている事にある日気づいてしまって、なんだか損した気分になったので、私はこれから気付ける修行をしようと思う。
まずは納豆を百万回混ぜてふわっとする瞬間に気付けるよう無心でまぜまぜするけどそれで腱鞘炎になっても決して笑わないでください。
なびく貴方の髪の毛を私のまなこがいつまでも覚えているの
四つの季節を楽しめる国、日本。
しかしここ数年、順序良く季節が来ず、夏が終わると秋を飛ばしていきなり『冬』が到来しているような気がしてならない。(今年はそうでもないけど)
今日とかめっちゃ寒い。
話は変わって、有名な童謡に「夏の想いで」という歌がある。
♪ 夏がくーれば思い出す~ はるかな尾瀬~ とぉい空~ ♪
誰しも、この季節が来るとこれを思いだす!というものがあるだろう。
私の場合・・・
春がくれば、中学校の卒業式に別に好きでもない(しかも話した事がない)男子から第2ボタンを放り投げられ「別にいらねーし」と思った桜の空
夏がくれば、水泳の授業で突然足が吊ってプールサイドにあがった時、吊ったふくらはぎが異様にうねうねと脈打っていて自分でどん引きした時のプールのカルキ臭さ
秋がくれば、小さい時に近所でたき火をしていて、お芋を一緒に焼いて貰おうとおばさんに渡したとき、一緒に持っていた千円がお芋に張り付いていてあっけなく燃え消え去った夕暮れの切なさ
冬がくれば、、、これは切ない物語。
20代の頃勤めていた会社の上司が明らかなヅラであった。
ある日彼は一念発起して、アートネイチャーで増毛を画策していた。誰にも内緒でやっていたらしいが、バレバレであった。
誰にも気づかれてはいけないので、全体の“0.数%”の割合で、ちょっとずつ髪を増やしていた。ただただ自然に。。まるで努力で生えてきたかのように・・・
順調に若返っていく上司を優しいまなこで見守っていたが、無情にも事件が起こった。
近く、「集合写真を撮る」という彼にとっては一大イベントが開催されるのだ。
大分前より増毛していたので、彼のフィニッシュは間近ではあった。
だが、このままのペースだと、集合写真の日には間に合わないであろう。
さぁどうする!?
私は彼の同行が気になって、夜も寝られなかった。
彼には選択肢が2つ。
1)このまま増毛のカウントダウンを続け、写真には一旦薄毛で映るけど「その後生えてきちゃった♡」という設定でいくのか。
2)“写真”という動かぬ薄毛の証拠を阻止すべく、その日に合わせて増毛100%にしちゃうのか。
2はリスクが高い。だって内緒で増毛してるのに、急にフサフサしたらバレるから。みんな知ってるけど。
さぁどうする!!!
写真には満面の笑みを浮かべた彼、そしてトップには黒々とした毛髪がfly away。
そう。彼は2を選んだ。リスクを取ったのだ。
なんだか切ない気持になった。
冬はコレを思い出す。
野良猫から学ぶ闘争心
ゴミを収集所へ出す時、かなりの確率で野良猫と遭遇する。
まだ子猫だ。
だが、、
子猫にしては筋肉がかなり発達していて、その目は百戦錬磨の鋭い輝きを放っている。
その目に毎回ドキリとすると同時に、自分の牙の先が既に丸まってしまっている事に気づかされ、ハッとする。
私なんか、まるで忍者ハットリくんに出てくる獅子丸さながらのまんまるぶり。
何かを交渉する場面があっても竹輪一本で妥協してしまいそうな勢いだ。
忘れていた感覚。。
最近貪欲さが欠けてしまっているな、と反省しました。
その気にさせといて・・・////
毎週火曜23時はNHKの「先人たちの底力 千恵泉」という番組を観ていた。(ボスが)
私は特に観てはいなかったのだが、その日もなんとなくこのチャンネルをクリックしていた。
しかし、全く違う番組が始まったのだ。
「あれ?先週で最終回だったのかな?」
くらいにしか思わず、ぼーっとその番組を見ていたのだが・・・面白かった。
『世界を変える魔法!アルゴリズミ子研究所』
橋本環奈ちゃんとよゐこの有野がコンピュータプログラムについて紹介してくれる番組。
内容も勉強になり面白かったが、そこに出てくるイラストが『劇団犬カレー』というのも良かった。
はぁ。早く来週にならないかなぁ・・・♡
だが、翌週の火曜日23時には、また千恵泉が放送された。
アルゴリズミ子は??
サイトをチェックしたが、次回放送予定は「決まり次第、ご案内いたします」だけ。
えーーー?もうどん詰まり??
富樫義博だってもう少し頑張ってたぜ??
9月30日に一度だけ放送されて、1ヶ月。。
その気にさせといて・・・そういう戦略なのか??
今こそ速読をマスターする時ではないか?
ー典型的な活字離れー
これが私の代名詞。
子供の頃はリアルなアドベンチャーがいくつもお外で待っているのに、部屋の片隅でチンタラ一列に並んだ小粒な文字を読むという行為がどうしても受け入れられず、全く本を読まなかった。
唯一自分から手を伸ばしたのは、弟達が読んでいた「スラムダンク」と「幽遊白書」。
(それでも途中何度も挫折しそうになりながら、何とか完読したレベルだ)
良い子が読むような『ぼっちゃん』だとか『百万回生きた猫』、『ぐりとぐら』なんて読もうとも思わなかった。
内容なんて噂(?)で大体知っていたから別に読まなくても構わないと思っていた。
勉強は「答えがほぼ1つ」と決まっている、そして順序立てて答えを導くのが楽しい数学と理科が好きだったが、勝手にそいつが書いておいて「この時の作者の気持ちを述べよ」とかわけわからない問題を出す国語とただ覚えるだけの社会(特に歴史)は大嫌いだった。
歴史に関しては「自分の人生で精一杯なのに、どうして他人の人生なんか覗かないといけないのか」という本当に愚かな考え方をしていた。
大人になると、勉強のためにポツポツと読むようにはなったが、それでもネットが身近になるとネットで読むばかりで読書数は全く伸びなくなった。
そんな私が今、本を読む行為に抵抗を感じず、むしろ貪欲になっている。
読みたい本が沢山ある。
いや、「本を読みたい」という事ではなく、34歳にしてやっと、市原悦子バリに世の中に興味を持ち始めたのかもしれない。
それこそ子供の頃に読めなかったぼっちゃんや怪人二十面相、自己啓発系やビジネス系、中高で学ぶ社会の教科書だって読み返したい(教科書どなたが譲ってくれまいか)。
あと、あれだけ大口叩いて結局破産宣告した某与沢のあのブイブイ言わせていた頃の本も読みたくてお家にストックしてある。
今は「HUNTERxHUNTER」をリピート読みしている。(実は本が好きになったきっかけがコレ)
だけど今すぐにでも上記の本達を読み始めたいし、ホリエモンの本ももう一度読みたいし、北斗の拳も全巻読んでみたい。
幸い、現在無職で時間は山ほどある。
がしかし、今まで読書をしていなかったのでスピードが蟻さんクラスだ。なかなか進まない。
だいたい、漫画で「どどどー」とか「がしゃーん」とか、皆わざわざ読んでいないという事を最近知った。
どこかに、本を食べると内容がインストールされる道具がなかろうか。。
無いなら速読をマスターするしか他ない。
あなたはエイジ オブ ミソロジーを知っているか?
私はゲームに詳しくないが、3~4年程前パソコンで遊ぶ「Age of Mythology」というゲームをやっていた。
やっていたというか、やらされていた。
Age of Mythologyはギリシャ神話,北欧神話,エジプト神話の3つの神話世界をベースにした勢力から1つを選び、お家や武器倉庫、軍隊等を生産しながら相手を打ち倒すという時間がかかるゲームだ。
何故か世界大会まであるらしい。
(うろ覚えだが)最初は2・3人からスタートして、田んぼを耕したり動物を狩りして食糧を得て、またお金を貯めて基地をパワーアップしたり見張り塔を建てたりしなければならない。
それに敵を倒すために戦略を練らないといけないし、相手が乗り込んできて我が町を荒らされ、人や施設が減って一人ぼっちになると、(見つからないように世界の隅っこで)相手を討伐するその日を夢見ながらまた一から田んぼを耕す、というなんとも面倒くさいゲームなのだ。
これを、ボスが一緒にやろうよ!というので(めんどくせーと思いながら)渋々付きあっていた。
倒し倒されて、相手を討伐するまでに4~5時間かかる。
大体2~3セットやるので、22時くらいから始めて気付くと外がうっすらと明るくなっているという事も多かった。
興味がないからか、ゲームのセンスがないからか、いつまでたっても私はヘタクソなので全然楽しくないし、苦痛でしかなかった。
なので本当は自分の基地を有る程度パワーアップさせてから敵地へ乗り込むところを、たまに「男らしくいくんじゃ!おりゃーーーっ!」とナイフ1つで乗り込み、即効倒されて私だけゲームオーバーにして、ネットサーフィンしながらボスが戦っているところを「がんばれ~」と空応援する、というサボリテクまで編みだした事もあった。
あんなに楽しくなかったあのゲーム。
年月が経つとなんとなーく、またやってみたくなってきた。
私は今、悩んでいる。
ボスは凝り性だ。一度ハマるとずーーーーっとやる。
私もハマれば別に問題はない。
ハマらなかった時の、あの苦痛の無限ループを考えると、なかなか「またやりたいな」と言いだせない。
どうしようか・・
これが最近の悩みです。